見やすいプレゼンテーションとは?
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デザインを意識したプレゼンテーション
黒文字に白背景のプレゼンテーションは、なんだか少し寂しい感じがしたりしませんか?
せっかく大勢の人の前でプレゼンテーションするのですから、どうせなら魅力的なプレゼンを行って、聴く側にもっとアピールしてみたいですよね。
たとえ魅力的な内容のプレゼンを行ったとしても、デザインが味気ないものだったらプレゼンの内容も100%相手には伝わりきらないかもしれません。
逆にデザインが魅力的なものであったなら、プレゼンの内容がいまいちでもアクセントとして作用してうまく引き立て役になってくれる可能性もあります。
派手なデザインが良いとは限らない
- デザインを重視し派手なデザインのプレゼンテーションを作成した。 -
そのプレゼンテーションは聴く側にとって果たして見やすいプレゼンテーションといえるでしょうか?
アートの世界では、派手なデザインは一種の芸術として捉えられることがあるかもしれません。
しかし、プレゼンテーションで伝えるものはプレゼンテーションそのもののデザイン(見栄えや派手さ)ではありません。
あくまでプレゼンテーションを引き立てる役割である以上、見栄えが内容以上に主張すべきではないのは確かです。
色の組み合わせを考える
画像や図、グラフなどが含まれることもありますが、基本的にプレゼンテーションの内容は文章からなることがほとんどです。
そのため、文字の色と背景の色が似たようなものになってしまうと、文字と背景の境界がわかりにくくなってしまい結果的に読みにくいものとなってしまいます。
そこで、文字と背景が区別しやすい色の組み合わせを選ばなければいけませんが、主な組み合わせとして、片方を明るい系の色にし、もう片方を暗い系の色にするというパターンがあります。
こうすることで文章と背景のコントラストがはっきりし、結果的に見やすいプレゼンテーションになります。
ただし、あまりにもコントラストを激しくしすぎると、目を疲れさせる原因にもなるので注意が必要となります。
その場合は、文章とコントラストの差を若干抑えることで、少し柔らかいイメージを与えることができます。
内容にあった配色を心がける
そしてもうひとつ気をつけることがあります。
それはとても簡単で、プレゼンテーションの内容を引き立てるために、配色をなるべく内容に合わせた(近い)ものにすることです。
例えば、自然関連なら緑系統の色を、海洋関連なら青系統の色を、都市関連なら白系統または灰色(無彩色)系統の色などです。
このように配色を内容に合わせたものにすることによって、プレゼンテーション内容のテーマを直感的でわかりやすい色という要素でも相手に伝えることができるようになります。
2011/09/05 18:34:04 更新