デザインの良いテンプレートとは何か?
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デザインの重要性
まず始めに、そもそもプレゼンテーションで伝えるべきものが何かについて個人的な見解を。
プレゼンテーションにおいて相手(聴衆)に何を伝えなければいけないのかというと、それはずばりプレゼンテーションの内容そのものではないでしょうか。
そもそもプレゼンテーションとは相手に何かを伝える(発表する)という意味があるように、人に何かを伝えたいがための1つの手段としてプレゼンテーションというものがあるのだと思います。
そしてプレゼンテーションするに当たって、ただ文字の羅列をスクリーンに表示するだけでは相手側にとっても100%内容が伝わらないかもしれませんし、むしろ伝わらないことがほとんどです。
そこで、内容をイメージしたものなどをアクセント代わりにすると、直感的に内容を理解しやすくなったり、相手側にとっても若干良い印象を与えたりすることができるようになります。
例として1つ挙げてみるとすると料理があると思います。
ご飯と味噌汁だけでも1つの料理として成り立つかもしれませんが、そこにアクセントとして漬物を添えることによって、ご飯と味噌汁だけの料理がより引き立ち、華やかになるのではないかと思います。
それを考えると、プレゼンテーションにおいてもデザインが如何に重要になってくるか、理解できるようになるかと思います。
デザインテンプレート≠デスクトップ背景
プレゼンテーションにおいて一番伝えたいのは、そのプレゼンテーションの内容であってプレゼンテーションのデザインではありません。
そのため内容以上にデザインが主張しすぎると、相手側にとっても発表者が一体何を伝えたいのかが曖昧になってしまい、逆効果となってしまいます。
あくまでアクセントであり引き立て役であるべきという点ではデスクトップ背景と若干似ているところがあるかもしれませんが、個人的には両者は似て非なるものだと思います。
例えば中央にキャラクターが1人大きく描かれているデスクトップ壁紙があるとします。
この壁紙をテンプレートデザインに利用したとするとどうでしょう。
そのキャラクターが、組織やプレゼンテーションの内容をイメージしたキャラクターであるならまだしも、そうでないとしたら少し違和感があるかもしれません。
これは極端な例ですが、デスクトップ背景ではその壁紙自体も1つのコンテンツとして背景に存在させることもできるかと思いますが、プレゼンテーションテンプレートにおいては、デスクトップ背景ほど主張させるべきではないかもしれません。
また、コントラストの激しいデザインもデスクトップ背景なら1つのデザインとしてありかもしれませんが、プレゼンテーションテンプレートにおいては、目を刺激して逆に内容が読みにくいだけのものとなってしまいがちです。
2011/09/05 18:38:04 更新