OpenDocument
登録タグ: OpenDocument オフィス文書フォーマット LibreOffice OpenOffice.org
ISO/IEC国際標準を経てJIS(日本工業規格)として正式に採用され、福島県会津若松市や愛媛県四国中央市など、自治体に緩やかに浸透しつつあるOpenDocument(オープンドキュメント)、略してODF(オーディーエフ)。
オープンドキュメントとは一体何者なのか、WordやExcelのファイルとどう違うのか、Microsoft OfficeやJUST Suiteなどでも使えるのかなどを中心に簡単にまとめています。
OpenDocument(オープンドキュメント)って何?
OpenDocument(オープンドキュメント、以下ODF)とは、ここ最近広まりつつある新しいオフィス文書のファイル形式(フォーマット)です。
従来は特定のベンダー(ソフトウェア会社)が使用のほぼ全てを握っていたオフィス文書と異なり、フォーマットの仕様がオープン(仕様が公開されていて、誰でも自由に知ることができる)なため、互換性やライセンスの面でも特定の企業のオフィスソフトに依存しない、未来永劫ベンダーフリーな21世紀の新しいフォーマットとして注目され始めています。
ファイルフォーマット仕様の基となったStarSuiteやその派生のLibreOffice(Openoffice.org)はもちろん、Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)、JUST Suite(一太郎、三四郎、花子)などもODFに対応していて、WindowsやLinuxなど異なるOS間でのファイルの互換性も非常に高くなっています。
2011/09/05 17:13:10 更新